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院長のブログ(2021年12月)

院長による日々を綴ったブログです。

2021年12月28日(火)
2021年12月08日(水)

今年も残りわずかになってきましたね。

皆様、年末年始はどのように過ごされるのでしょうか。

 

ご実家で過ごされる方、自宅でのんびりする方、或いは温泉に行く方など様々な過ごし方をされるのだと思います。

 

ちなみに私は、普段できないゴロゴロを思う存分するのが夢です(´∀`*)

 

ゴロゴロ最高!!!!

 

ところで皆様、お正月休み中、明けに身体の痛み違和感はありませんか?

 

少なからず私はあります(。-∀-)

 

お正月は暴飲暴食、身体を動かさない事が増えるため体調を崩しやすくなります。

 

たまにゴロゴロするくらいいいじゃないか!そんな声が聞こえてきそうですよねwww

 

ただ、少しメリハリがあった方が体調を崩さずに楽しく過ごせますので、ゴロゴロの合間に運動してみてください。

 

前回、肩関節の痛みについて投稿しましたが『肩甲骨も柔らかく+背骨も柔らかくが大事』とお伝えしました。

 

今回の運動は背中を柔らかくする目的なので、肩こり、五十肩、猫背の方は特にチャレンジしてみてください。

運動1

はじめに四つ這いの姿勢をとります。

 

ポイントは肩の真下に手、股関節の下に膝がくるように体制を整えます。

 

この時、腰椎前弯が強い方は腰が反りやすいので鳩尾(みぞおち)をすこし背中の方に入れてください。

 

その状態から背中を丸めていきます。

 

運動2

まずは、首から背中、腰の順にと円を描く様に大きく丸めていき最後はお尻の穴を床に向けます。

 

なるべく、高く天井につくくらいのイメージで丸めてください。

 

丸める時は一つずつ動かすイメージで大事です。

 

また、呼吸はゆっくり吐きながらがポイントです。

 

運動3

次に、お尻の穴を天井に向けます(お尻をプリっとした状態)お尻の次は腰、背中、首と先ほどとは逆の順に

背中を反っていきます。

 

反る時も腰の方から一つずつ背骨を動かしていきます。

 

そして呼吸も吐きながらです。

 

この時、一番意識していただきたいのは背中です。

 

皆様、背中が一番動かせていないと思いますので背中を動かしてください。

 

とか言う私も背中が硬いので、あまい見本にはなりませんが、そんなイメージで動かしてください。

 

背中を制するものは、痛みを制す!!これは私が勝手に作った言葉ですが(笑)

それだけ背中の柔軟性は重要なのです。

 

テレビCMの合間などにトライしてみてください(^^

 

では、皆様よいお年をお迎えくださいませ。

 

 

 

肩関節は体の色んな関節の中でも広い範囲で動く関節です。

そして、他の関節と比べると浅くできています。

 

そのため、周りの筋肉や靱帯などが、その深さを補うように存在します。

 

なので筋肉の状態(硬さなど)により動く範囲が制限され、不安定な状態になり易い関節です。

 

また、関節は一つだけで動いているわけではありません。

 

肩甲骨、鎖骨、胸郭なども関わって腕を上げたりすることが出来るのです。

 

ですから、どれか一つでも関節が硬くなっていたり、背中が丸まっていると肩関節は無理に動かなければなりません。

Image-1 (3)

最近、肩甲骨をよく動かしてください!

とTVやSNSでも聴くことが多いかと思います。

 

例えば洗濯物を干す動作で腕を上げます。

この時、肩関節を挙げると同時に肩甲骨が一緒に動く仕組みになっていますね。

 

Image-1 (4)

これは肩甲骨が正常に動いている状態ですが、肩甲骨が正常に動かない状態ですと…

 

Image-1 (5)

 

このように、腕を挙げた時、動かない肩甲骨と上腕骨頭がぶつかって間に挟まれた筋を痛めてしまうのです。

 

更に、この画像にもあるように猫背だと肩甲骨は動きにくくなります。

 

猫背の方は背骨が硬い人が多いのです。

 

肩甲骨も柔らかく+背骨も柔らかくが大事ですね。